【実車速報】209系1000番台 元マト81編成出場・豊田へ回送 中央線快速転用

・209系1000番台 中央快速線・豊田へ

常磐緩行線一筋で活躍してきた209系1000番台 元マト81編成

大宮入場後、中央快速線への転用工事が行われていましたが、本日、大宮総合車両センターを出場となりました。

大宮駅からは東大宮操車場・武蔵野線を経由して、中央線・豊田車両センターに回送で到着しています。

当サイトは写真のクオリティを追求するスタイルではありませんので、転用工事内容の資料集めができる国立駅にて記録しました。

 

・松戸車209系1000番台の豊田転属の経緯

中央快速線については、グリーン車組込に合わせて普通車へのトイレ設置改造を行うこととなりました。

これに併せて機器更新工事も施工されると思われ、入場期間の長期化が予想されます。

そこで、小田急線に入線出来るE233系2000番台で統一が行われて余剰気味であった209系1000番台松戸車を中央快速線に転用することで、予備車の確保が行われることとなりました。

昨年の地点でこれを思わせる記載が大宮総合車両センターの公開イベントにて行われていましたので、入念に練られた計画であることが分かります。

また、労組資料からこの車両が12月に営業運転を開始することから、これ以降にE233系の一時離脱が見込まれます。

 

・転用工事内容と今後

・変化したところ

転用にあたって、中央快速線のE233系0番台にあわせて号車番号が変更となっています。

弱冷房車は新4号車となりました。

また、大宮総合車両センターでの写真から、最低限の行き先表示などは青梅線にも対応させていることが分かっています。

そして、松戸時代に行われたシングルアーム式パンタグラフに改装されていました(2014年ごろ)が、転用工事にて狭小トンネル対応の◆(ひし形)マークが付けられたことから大月方面への運用も想定されています。

ATCの撤去・ATS-Snの設置が行われたにも関わらず、常磐緩行線時代に千代田線にて使用されていたIRアンテナも残置されているのも特徴的です。

・変化しなかったところ

E233系0番台では、分割編成に合わせて貫通編成の付随車連結位置が揃えられています。

209系1000番台では、これに合わせた編成順序の変更は行われず、常磐線時代のものが引き継がれました。

内装についても、フリースペースは常磐線時代の2,9号車が維持となりました。

 

・今後の動き

列車制御伝達・管理装置MON8のTIMS化や半自動ドア機器類設置が見送られていること、短命に終わった南武線209系でさえ行われたVVVFインバーター制御装置類の更新さえ見送られていることから、E233系の転用改造が済み次第すぐに用途廃車する可能性が極めて高いです。

201系が残されたほか、他路線でも埼京線用205系カワ28編成、現在の京葉線用ケヨ34編成など、在来車の置き換え延長による予備車確保が通例のなかでの既存車を活用した転用劇となりました。

青梅線・中央線高尾以西では半自動ドア扱が所定となることから、積極的な運用はされないという見方が強いです。

しかし、ダイヤ乱れや通常の保全入場のタイミングによっては終日運用・2編成の運用なども見られるものと思われます。

尤も、201系のような朝ラッシュ1運用・予備1運用といった使われ方が有力です。

 

・まとめ

労組資料から12月の運用開始予定とのことですので、しばらくは入線確認と乗務員習熟(期間は短いor車庫内)に充てられるかと思います。

貴重なGTO-VVVFの音色を奏でる209系1000番台、短い期間の活躍ですが今後に期待です。

そして、今後は中央線特急・快速共に大規模な輸送形態の変更が行われますので、引き続き目が離せませんね。

 

関連記事の後ろに資料になりそうな写真を掲載しています。

模型化などにお役立てください。

・関連記事はこちら

【実車速報】中央線特急あずさ・かいじ全席指定化正式発表・はまかいじは?
対象区間として、 千葉・東京・新宿~甲府・松本・南小谷間を運転するあずさ号・かいじ号などの全列車としています。 ひたち・ときわ方式の料金形態、トクだ値の設定、あずさ回数券・中央線料金回数券・信州特急料金回数券の廃止というおおむね予想通りの内容です。

 

【実車news】E353系導入状況と富士回遊・はちおうじ・おうめの謎を徹底分析!
JR東日本から商標登録申請で、興味深い名称が複数登録されました。 サフィール踊り子・富士回遊・はちおうじ・おうめ・おだわらの5種です。 中央特急・東海道特急の変化を、実車の動きや報道発表を交えて分析していきます。 後編として、中央線特急の変化を分析していきます。

 

【JR東日本】特急列車車掌1名化が中央線でも実施・安全性やトラブル対応は大丈夫?
中央線特急列車「あずさ号」「かいじ号」でも、常磐線特急「ひたち号」「ときわ号」のように全席指定席化の最終目標として、車掌を2名→1名に減員することが濃厚となっています。 組合からの発表と、JR東日本から正式に全席指定席化が行わ...

・資料写真集

画像については個人利用に限ります。

他サイト転載・商用利用等につきましては有償にて対応しますので、もしご希望あればご連絡ください。

・編成外観

・特徴的な箇所

保安装置はATS-PとATS-Snを設置。ATCは撤去されています。

 

所属表記の書き換えが行われています。

ここだけ高圧洗浄した跡があり目立っていましたが、他は剥がして上貼りでしょうか。

 

2014年にシングルアーム式パンタグラフに交換されていましたが、今回◆マークが入れられました。

 

フリースペースは松戸時代のものが維持されており、E233系0番台とは場所が異なることとなります。

フリースペースの内外装については松戸時代に最新仕様に変更済みです。

 

列車番号表示器も従来のものがそのまま利用されています。

中央線系統では現在でも209系500番台で実績がありますので、支障がないという判断でしょうか。

 

残置されたIRアンテナ。

転落防止幌を再設置するくらいなら付けっ放しでいいや〜というなんともやっつけな感じが、この車両の先行きを示している感じがします。

・号車別写真

新1号車 クハ209-1001

 

新2号車 モハ209-1001

 

新3号車 モハ208-1001

 

新4号車 サハ209-1001

 

新5号車 モハ209-1002

 

新6号車 モハ208-1002

 

新7号車 サハ209-1002

 

新8号車 モハ209-1003

 

新9号車 モハ208-1003

 

新10号車 クハ208-1001

コメント