久里浜の209系訓練車(機械)が郡山へ・今後の動向はどうなる?

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久里浜の209系訓練機械が郡山へ甲種輸送

大船工場で製造され、209系元ウラ19編成のモハ209-39,モハ208-39ユニットを改造した訓練機械(訓練車だが車籍なし)が郡山へ甲種輸送されました。

2008年に長野総合車両センターにて改造されてから10年、久々に姿を現しました。

同車は横浜支社所有の訓練車ですが、大宮支社・八王子支社の兄弟車と同様に車籍がないため、今回の輸送も配給輸送(=JR東日本の列車)ではなく甲種輸送(=貨物列車)となっています。

この10年間の変化として、床下機器が明るめのグレーで塗装されていることや、先頭台車付近にスピーカーが設置されています。

そして、この車両は209系で残存する貴重な大船工場製の車両です。

大船で生まれ、京浜東北・根岸線用として活躍していた同車が10年ぶりに根岸線に帰ってくるというなら、やはり根岸線内で記録を…ということで、関内駅にて撮影してきました。

今後の使途は?

現在、既報のように郡山では八高線で活躍していた元カワ62編成の訓練機械化改造が行われています。

平成5年製造・平成20年改造の同車は今年で25年経過しますが、機器更新工事等がされていませんので、今後の動向が注目されています。

どうしても現役車両に比べて情報が集まりにくいですが、下記のいずれかとなるでしょう。

・元カワ62編成にて代替。久里浜の訓練機械の一部設備を移設して解体。
・久里浜の訓練機械は機器更新。元カワ62編成はその間の予備車。
・久里浜の訓練機械は機器更新。元カワ62編成は別の区所で使用。

今後の動向が注目されます。

11/8加筆

元カワ62編成は東大宮訓練センターと同じ湘南色の帯・機器更新改造中です。

そのため、同車は機器更新を受ける可能性が高くなってきました。

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↓同日の動き。209系が話題となった一日でした。

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