【特大貨物】京都鉄博展示“シキ800”EF66 27牽引で宇都宮へ

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日本の在来線鉄道車両の中では最大級の大きさを誇り、日本の送電網を陰から支えてきた変圧器輸送用の貨車・シキ800。

引退にあわせて、EF200形電気機関車とともに京都鉄道博物館で展示されていましたが、宇都宮貨物ターミナルまでの返却にはEF66 27号機によるエスコートがサプライズで実施されました。

今回の回送でシキ800の運用終了

京都鉄道博物館のイベントとして、EF200 2号機とともに期間限定展示が行われた日本通運所属のシキ800私有貨車。

最後のお務めとなった安治川口〜石蟹間の変圧器輸送の帰り道に実施されたこのイベントですが、大盛況のうちに終了となりました。

シキ800形は普段常駐していた宇都宮貨物ターミナルまで返却されるため、京都貨物駅から東海道本線・武蔵野線・東北本線を走行しました。

このシキ800形には、空車時でも新型車両の輸送同様の75km/hの車扱貨物と同様の速度制限があるため、撮り鉄の皆さまお馴染みの8862列車として白昼の東海道本線を東進しました。

この列車の牽引機として、EF66形0番台で最後の現役機関車である27号機が抜擢されて大きな注目を集めました。

鉄道貨物全盛期・特大貨物運行の全盛期を彷彿とさせるこの機関車のエスコートは、多くのファンへの嬉しいサプライズとなりました。

EF66 27号機の登板は意図的!?

国鉄末期に製造されたEF66形0番台ですが、ブルートレイン・貨物列車用に全機がJR貨物とJR西日本に引き継がれたものの、現役機はこの27号機のみとなっています。

JR貨物継承機に施工された機器更新工事にて順次塗装が改められていましたが、この27号機だけは機器更新後も国鉄時代からの特急色が維持されていました(屋根上がグレーに塗られるなど、あくまでリバイバル塗装です)。

後継のEF210形“桃太郎”に徐々に置き換えられる形で順次運用離脱がされましたが、この27号機は休車期間を経て復活。

その後、更新塗装機が見納めになった2019年現在でも唯一活躍を続けています。

国鉄分割民営化後に製造された改良型・100番台についても既に運用離脱が確認されている昨今、この27号機が残されているのはJR貨物にとって特別な思いあってのことでしょう。

普段は100番台に紛れて一般的なコンテナ貨物列車に充てられていますが、稀に福山通運や西濃運輸の看板コンテナ列車に充当されるほか、9月にはつくばエクスプレスの新型車両輸送にヘッドマーク付きで充てられるなど、看板列車にも時折登板しています。

今回の運行も、JR貨物関西支社が意図して充当したと考えて差し支えがないでしょう。

旅客会社と異なり、珍しい車両を保有していても運賃収入などの直接効果がありませんが、以前からさまざまなファン向けのイベントなどを企画しているほか、同じく看板機関車だったEF65 535号機のラストランではヘッドマークも用意していました。

JR貨物の機関車への愛は今も強いようですね。

ファンにとっては嬉しいサプライズとなりましたが、いつ引退してもおかしくない状勢のEF66 27号機。

今後の動向にも注目が集まります。

YouTube=鉄道ファンの待合室資料館で詳細映像を公開!

YouTube=鉄道ファンの待合室資料館にて、最後の変圧器輸送とEF66 27牽引の返却様子を編集少なめでご覧いただけます。

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【EF66-27登板】シキ800最後の本線走行・変圧器輸送の特大貨物で活躍

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