【富士回遊号運行開始】1番列車レポート~開始記念式典も開催!

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2019年3月16日(土)に運行開始となった、JR東日本・富士急行が運行する期待の新特急「富士回遊」。

定期1番列車となる富士回遊1号では、記念式典が新宿駅・河口湖駅にて開催されています。

1番列車の賑わいをお伝えするとともに、今後の展望を考えます。

列車の設定動機などは過去記事で詳しく記していますので、記事下の関連記事からどうぞ。

真の1番列車・富士回遊91号はひっそりと発車

趣味的な注目点としては、定期列車に55分先行する形でE257系により運行された富士回遊91号の存在でしょうか。

あずさ3号の救済色もあるダイヤでの設定により、この列車が真の一番列車となります。

しかしながら、ホリデー快速富士山号で使用していた車両の色を少し変えただけの実質格上げのみということもあり、各駅ではひっそりと発車していきました。

これにあわせて幕張車両センター所属・豊田車両センター常駐のE257系500番台のNB10-12の3編成は“BOSO EXPRESS”の文字を隠す目的と思われる色違いの装飾が行われているものの、LEDのROM更新は行われておらず、下りは「特急」・上りは「特急 新宿」表示に留まっています。

実質的に専属編成状態ですので、今後の改善に期待ですね。

車内外の案内など~「富士山・河口湖」行き

今回の富士回遊号運行開始にあわせて、各駅での河口湖駅行き列車は「富士山・河口湖」行きという案内に統一されており、これは211系やE233系使用列車についても駅側については対応しています(車両はE353系のみ対応)。

富士回遊号ではFUJI EXCURSIONという英語名も設定されているほか、あずさ号・かいじ号にはないロゴマーク表示も行われており、JR東日本の特急列車ではE259系の成田エクスプレスロゴ(N’EXのアニメーション)以来となります。

新宿駅での記念式典

JR東日本新宿駅駅長やJR東日本社内の吹奏楽団が駆け付けて記念式典が開催されています。

興味深い点としては、列車の先頭は12号車・かいじ1号となるため、この式典は連結部である3号車付近で開催されています。

新宿駅改良工事の都合もあるのでしょうけれども、少し珍しい点と言えるでしょう。

大月駅での切り離し作業

多くのファンに注目される切り離し作業

定期富士回遊号の最大の見どころは、やはり大月駅での連結・切り離し作業が挙げられます。

1番列車では大きく注目されており、多くのファンがその姿を見学していました。

大月駅ではE233系や211系の増解結作業が従来から行われていたものの、優等列車の作業は「かわぐち号」以来でしょう。

大月駅では記念クリアファイルが配布されていました。

富士急行乗務員×E353系

富士急行乗務員によるドア扱い。
訓練はしっかりとしていたものの、レピーターの見にくさは要改善?

2017年12月から運行を開始したE353系にとって、富士急行の営業列車としては初めての運行となります。

1番列車を担当した乗務員さんも河口湖駅にて記念撮影に応じていらっしゃいました。

昔からJRの車両を並べて撮影会をしている趣味人にやさしい富士急行ですので、このあたりのサービス精神はさすがですね。

河口湖駅での記念式典

富士急行の多くの関係者・報道各社がこちらにも押し寄せていましたが、新宿駅とは異なり入場規制や土地柄もあり比較的まったりとした雰囲気でした。

新宿駅では洋風のオーケストラだった一方で、河口湖駅では和風に和太鼓でお出迎えという違いも示し合わせたのか、とてもいいですね。

訪日観光客のお客様にとっては和太鼓でのお出迎えは嬉しいものだったのではないでしょうか。

富士急行の広報さんを含め、関係者さんたちもたくさん記念写真を撮るアットホームな環境で、JR東日本八王子運輸区職員さんの姿もありました。

今回ダイヤ改正で実現した新しい景色

富士山を見て育ったE353系にとって、富士山のふもと・河口湖駅での日中停泊運用が出来たことは記念すべきことでしょう。

あいにく列車到着直後に雲が出てきてしまったものの、雄大な富士山とあずさバイオレットの車体のコントラストも素敵です。

3両編成単独で走行できるという今までにない設計が功を奏した乗り入れですが、今後の活躍に期待ですね。

河口湖駅・富士山駅に行ったら入場券をぜひ!

富士山の形を模したかわいらしい入場券・スタンプも押せる台紙付きで170円と大変お買い得です。

コレクションに、富士急行の増収に一役買うこの切符、これから乗車される皆様にぜひおすすめです!

初日は満員御礼・今後の運行はどうなる?

富士山の向こう側で頑張っていた車両との並びも。
これからの富士急行の看板列車たちが顔を並べていました。

大盛況の運行開始となった富士回遊号。

大人気での運行開始となりましたが、平日の乗車率がどう推移していくかが今後の増発のカギとなりそうです。

ホリデー快速富士山号はインバウンド需要増大で、常に立ち席が出る大盛況のまま歴史を終えました。

特急かいじ号では過半数が大月駅下車の需要でしたので、直通の需要はかなりあるはずです。

しかしながら、富士急行側としては車両使用料の支払い・直通列車ならではのダイヤ乱れの影響といったネガティブな要素もあるほか、自社で導入した観光特急たちにも乗ってほしいという思いはあることでしょう。

また、JR側としても今回の運行開始に合わせて付属編成を2編成増備しているように、運用増=新車製造が必要なダイヤにも課題が残ることでしょう。

理想は既存の富士急所有の特急列車がJRに乗り入れることでしょうけれども、こちらも保安装置やトンネルなどの障壁が多くあります。

何らかの形での直通特急増発に期待したいところですね。

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