黒船電車リニューアル・初日はE655系も~伊豆方面河津桜繁忙期輸送2019

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早春の伊豆方面では、河津桜まつりをはじめとする沿線イベントに向けてJR・伊豆急の臨時列車を多数運行しています。

今年は、E655系【和】の伊豆急入線やリゾート21黒船電車リニューアルなどの新しい話題があるほか、続いて静岡DCも控えているために臨時列車が目白押しです。

リニューアルを実施した黒船電車の詳細とともに、趣味的に気になる運行形態をピックアップしていきます。

黒船電車リニューアル~全検にあわせてコンセントも設置

リゾート21・R-4編成は、廃車となったR-1編成が纏っていた黒船電車の塗装で活躍しています。

JR熱海以東乗り入れ対応編成ですので、特急リゾート踊り子号としての活躍実績も多くある編成です。

今回の全般検査では、今まで【伊豆急】だったロゴを【黒船電車】に変更しているほか、車内に充電ができるコンセントの配置が行われています。

また、車内の黒船来航の歴史を紹介する掲示についても一新されており、VRが楽しめることが特筆されます。

今後は久々にリゾート21が2編成体制に戻るので、今後の活躍に注目です。

また、この編成では4月からの静岡DC(ディスティネーションキャンペーン)にてロイヤルボックスの連結が発表されています。

今井浜海岸駅でのドアカットとともに注目です。

初日はE655系【和】が伊豆急下田へ・四季島も熱海駅まで

伊豆急行線は須崎御用邸へのアクセスのために、以前からE655系の入線実績があります。

団体臨時列車として品川駅発伊豆急下田駅までのツアーは2/9,13,15と、静岡DC期間である4/30にも予定されています。

偶然にも四季島が熱海駅まで入線しており、午後2時過ぎの熱海駅では豪華列車2種が連続して走行する形となりました。


踊り子号6+4両編成など、フル稼働の踊り子号

東京駅を7:30発という強気の踊り子号や、伊豆急下田駅を18時前に発車する、全くビューが出来ないスーパービュー踊り子14号などがダイヤ的には注目されます。

車両面では、今年も基本編成・7両編成がフル稼働となるうえで足りない列車について、波動用の185系が充当されます。

グリーン車なしが見分けるポイントで、踊り子153号~156号・158号の10両だけど6+4の波動用の列車がやはり面白いでしょう。

東京駅の10:00・10:15・10:30の3連続踊り子号では、107号:10両A編成・153号:10両波動用編成・109号:12両OM+C編成と185系を一気に撮影できるほか、昨年は今は亡き8両編成での実績もあるこの列車は今年も注目です。

上りの踊り子156号についても熱海→横浜駅を最速の49分で走り抜けるダイヤが魅力です。

なお、この列車への充当は2018年4月の車両故障代走で実績があります。

そして、158号はクレイルスジを活用して新設されたダイヤとなります。

伊豆クレイル号は運転なし

河津桜のピークとなるこの時期は、運転が行われません。

2/9~11の3連休の後は、春休みまでお預けとなります。

4両編成かつ団体枠が多いこの列車、やはり大量輸送が求められるこの時期の運行は難しいようです。

上りのこの時間枠を活用して後述の河津桜号が運転されます。

せっかくなら臨時特急が少ない平日こそ運行すればちょうどいいのに……とも思いますが、いろいろ事情もあるのでしょう。

代わりに伊豆クレイル号では初となる横浜駅発が3/31に運行されることが注目ポイントでしょう。

なお、マリンエクスプレス踊り子号についても、他形式より輸送力が落ちることから、土休日は遅スジである東京駅12:30発での運転となっています。

伊豆急完結の臨時列車も

このほか、新規の臨時列車として河津桜号・夜桜号が計画されていますが、使用車両についての正式な発表はありません。

詳細は下記の記事をどうぞ。

動画資料集

YouTubeチャンネル【鉄道ファンの待合室資料館】にてこの列車についての動画を公開しています。チャンネル登録・コメント・評価もお願いします。

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