実車紹介
E3系自体は秋田新幹線の開業に合わせて開発されたミニ新幹線の形式です。
その後、山形新幹線の山形~新庄延伸用にE3系1000番台が導入されたのち、
山形新幹線開業以来使用されていた400系新幹線の代替として導入されたのがこの2000番台です。
1000番台・2000番台ともに製造当初の銀色に緑帯の塗装で製造されたものの、山形県知事の強い要望で、現在は塗装が変更されています。
基本となる色は蔵王の雪をモチーフとした白色で、先頭部分と車体上部の深い紫色は山形の県鳥である「おしどり」を、車体帯の黄色から赤色へのグラデーションは県花である「紅花」をそれぞれモチーフとしています。
また、塗装変更と同時期に、1000番台の3編成のうち初期に製造された2編成については、秋田新幹線用の0番台の最終増備グループより古かったことから、秋田新幹線へのE6系製造で余剰となった比較的新しい0番台車両を改造することで置き換えられています。
なお、秋田新幹線用の新型E6系ではなく、E3系のリピートオーダーになった理由としては諸説あるものの、東京~福島間のやまびこ・つばさでは320km/h運転(加算運賃)をしないから、山形新幹線の利用率から、座席数が少なくなってしまうE6系が不向きだったからなどと言われています。
製品について
そのほかの東北新幹線シリーズ同様に、連結機構が埋め込まれているので、E2系はじめ各型式との連結が可能な仕様となっています。
プロトタイプとなっているのは釣り目が特徴の2000番台で、その製造当初の銀色に緑帯の旧塗装です。
(プラレールでは珍しい現存しない仕様で生産されています)
連結機は実車同様に、カバーを開くと出てくる拘りの設計です。
新塗装は発売されている?
ド派手な塗装に変わった山形新幹線ですが、そのド派手な紫色の車両はセットでの販売となります。
・プラレール E3系新幹線つばさ&E2系新幹線連結セット
今の小さい子たちにはこちらの時代のほうがなじみが深いと思うので、お子様へのプレゼントでしたらこちらがおすすめです。
実車の連結相手
現在は、E2系との連結となります。
過去には黄帯だったE4系とのペアが見られましたが、現存していません。
もちろん、プラレールの世界では自由につなげられるので、お好みで!!
S-08 E2系新幹線(連結仕様)
そのほか、プラレールでの連結仕様の車両は後述しています。
そのほかのE3系の製品の状況
・【入手困難】タカラトミー プラレール ぼくもだいすきたのしい列車シリーズ E3系新幹線とれいゆ
・【入手困難】プラレール GENBI SHINKANSEN (現美新幹線)
・【入手困難】旧S-09 E3系秋田新幹線 こまち (連結仕様)
一緒に遊ぶのにおすすめ
北海道・東北・上越・山形・秋田・北陸新幹線は数多くの製品がラインナップされていますので、並走車両に困らないのが特徴です。
また、新幹線については様々な機構のついたセットもラインナップされており、こちらが特におすすめです!!
にぎやかアナウンス!サウンドE7系新幹線かがやきレールセット
45種類ものサウンドが楽しめる特別仕様のシャーシが入ったセットです。
レールはエコレールという地球環境に配慮した黄緑色のレールになっています。
エコレールのポイントレールは同セットのみの限定仕様ですので、コレクションとしてもおすすめです。
レーンがクロス!E5系新幹線はやぶさベーシックセット
長らく廃番となっていた人気商品、自動クロスレールの復刻がされています。
オス→メスで走るとクロス、メス→オスで走るとストレートというユニークな商品です。
現在では単品での販売がなく入手困難なものですので、E5系のプラレールを購入される場合は、こちらのセットがおすすめです!!

S-03 E5系新幹線はやぶさ(連結仕様)

S-09 ライト付イーストアイ
S-10 E4系新幹線Max(連結仕様)
S-14 E6系新幹線こまち(連結仕様)
