みんな大好きな車内販売。
アイスやお弁当・飲み物など、旅情を満たしてくれる欠かせないものですね。
車内販売でみなさん何を買いますか?
統計では、過半数の利用者はコーヒーを買うそうです。
職業柄聞いた話では、エキナカやコンビニコーヒーが充実する前の東海道新幹線では、1列車で数百杯ものコーヒーが売れていたそうです。
乗客定員の3人に1人みたいな。恐ろしいですね。
さて、車内販売のコーヒーカップ、デザインに各社拘りがあってかっこいいですよね。
どっかの東の系列会社なんか、カップデザインリニューアルをホームページで大々的に宣伝していたくらい、とにかく各社こだわっています。
長い前振りでしたが今回の記事の生贄。
山陽新幹線のコーヒーカップ
FSN『ジェイアール西日本フードサービスネット』さん。
JR西日本山陽新幹線と観光列車の車内販売を担当している会社です。
北陸新幹線の車内販売は、JR東日本系列のNRE『日本レストランエンタプライズ』さんが担当しています。

山陽新幹線のコーヒーカップはこちら。
新幹線がプリントされていて、いかにも車内販売の会社というオリジナリティあふれるデザインですね。
・・・・・・ん?????

!?

どうしてでしょう。おもいっきりW7系を意識したデザインになっているではありませんか。
ここで私は3つの説を考えました。
(1) 特に意図をせずにデザイナーさんが考えた
しかし、わざわざ競合他社が車内販売をしている会社の車両だったら、担当者も激おこでしょう。
(2) FSNとしては、北陸新幹線の車内販売にも参入したかった
私の仮説はこれですね。
デザインをした時点では参入予定だったが、結局参入しなかった。
大人の事情であれば調べたら記事にできるぞーーー!!
(3) 実はこれはW7系ではない、別の新幹線なのではないだろうか
いやいや、どっからどうみてもW7系ですやん。
皆さん、北陸新幹線っていつ開業したかご存知ですか?
2015年3月14日。
在来線特急はくたか号・北越号の引退や、上野東京ライン開通などで大いに沸いたダイヤ改正でしたね。
そこで私は考えました。
W7系をモチーフにしていて、かつ開業時には車内販売をやっていないのだから、車両のデザイン発表~開業までのどこかでこのカップを採用しているはず!!!!
・・・・・・残念ながら、2011年にこのカップを使っているブログをみつけてしまいました。
そういえば、私がこの疑問を抱いた列車、のぞみ号ではなく、さくら号でした。
では、九州新幹線は?
東日本大震災の翌日、2011年3月12日。これはあまりにも有名ですね。

あっ!!!!
そうです。どこからどうみてもW7系新幹線、N700系7000番台がモチーフのようです。
いやはや、恐れ入りました。
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この記事はサイト黎明期のゆるい記事ですが、昨今の車内販売についての真面目な記事も多数ありますので、あわせてどうぞ。