【新京成】新型80000形が甲種輸送!京成3100形との違い・輸送方法

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新京成電鉄久々の新形式車両となる80000形が甲種輸送されています。

新京成では、前回のN800形より京成電鉄の標準車両を採用しており、今回も3100形をベースに開発しています。

今回の80000形と3100形の違いを探しつつ、輸送方法についてお伝えします。

3100形の新設計を全面に採用

新京成では、8900形までは独自色の強い設計をしていましたが、N800形以降は京成電鉄の色違いと言っても差し支えないレベルまで共通化が進められています。

今回の80000形は3100形と同時にプレスリリースが出されており、まるで間違い探しのように共通化が進められています。

80000形はフルSiC素子のVVVFインバータ制御の採用でN800形に比べて消費電力19%削減としている一方、3100形もSiC素子のVVVFインバータ制御の採用をしているものの、3000形に比べての消費電力の削減は15%に留まっており、これから床下艤装に違いがあるのではないかと噂されています。

また、3100形では都営5500形に続いてブレーキ段が7段に(従来は5段)設定されて注目を集めていますが、こちらについても気になるところですね。

※ 甲種輸送が大幅遅延につき、車両詳細は現在確認中です

輸送方法には大きな違いも

京成車と新京成車の輸送方法の大きな違いとして、京成車は総合車両製作所で仮台車から正規の台車に履き替えて輸送されるのに対して、新京成車は北総鉄道・印旛車両基地に陸送で搬入したのち輸送されます。

これは京成電鉄が東京都交通局・京急電鉄に乗り入れをする車両であるのに対して、新京成電鉄は乗り入れないことに由来しているものと思われます。

京成車の場合でも、乗り入れ非対応の新AE形では同様の方法で行われていますね。

北総鉄道の印旛車両基地に搬入するケースが非常に多いのは、おそらく陸路の道路事情が最も良いことからかと推測できます。

北千葉道路(国道464号線)に沿って建設されている北総鉄道線の基地なら、確かに輸送先としては適任でしょう。

そして今回は、新形式車両ということで、牽引車となるN828編成が6日深夜に くぬぎ山から印西牧の原まで送り込まれています

このことから、陸送が終わった80000形は深夜回送で印西牧の原→京成高砂→京成津田沼→くぬぎ山という経路で輸送がされていく模様です。

3100形の牽引輸送と異なり、深夜帯となることから撮影は難しそうな列車ですが、京成・北総沿線の方は一目見るチャンスがありそうですね。

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