画像:JR東日本プレスリリースより
・ 横須賀線・総武線快速用E235系正式発表
JR東日本から、山手線に続くE235系の横須賀線・総武線快速への投入が発表されました。
目立つ点としては
・普通車
オールロングシート化
・グリーン車
公衆無線LANとコンセント設置
・全体
初の蓄電池搭載
半自動ドア
普通の帯で路線色を表現
といったところでしょうか。
現在増備が続いている山手線が2020年度まで。横須賀線・総武線快速が2020年度より順次となっており、投入完了時期については明言されていません。
700両を超える単一線区・同一形式の集中導入となり、中央線・京浜東北線のE233系0・1000番台以来となります。
しかし、中央線・青梅線系統0番台で1年半、京浜東北線系統で2年半ですので、川崎重工での製造がないとしても2~3年でしょうか。
そのほかはJR東日本ニュースリリース(PDF)を参照ください。
・ E217系の将来・転用はある?
E217系に関しては廃車となることが濃厚です。
209系世代であることに加え、長年の走行距離から故障が頻発していることが労働組合から声が上がっています。
置き換え対象としては211系・205系600番台が挙げられます。
しかし、どの線区も寒冷地化改造が必須となること、211系0・2000番台がその理由で廃車となったことから、かなり考えにくいです。
また、209系2100番台・2200番台についても、経年に大差がないことから想像が出来ません。
・ E235系の次の投入先は?それとも新形式?
先の予想からすると、2022~2023年度以降に何かしらの製造があると思われます。
なかでも最有力となるのが、上野東京ライン・湘南新宿ライン系統で使用されているE231近郊型です。
裏付ける証拠としては、E231系近郊型の更新時期に、大宮総合車両センターで短編成化を示唆する部品箱が目撃されています。
また、横須賀線・総武線快速用の時点で半自動ドア標準設置なことも可能性を上げています。
ただ単に211系0・2000番台やE217系が転用できない反省かもしれませんが……。
横須賀線・総武線快速でのE235系は6M5T/2M2Tという組成はE233と同じ比率なので、東海道線等投入時も6M4T/2M3TのE233系比率となるのでしょう。
ここで注目されるのは、E231系に合わせたシステム構成・編成構成の異なる異端児もいるE233系3000番台をどうするかでしょうか。
上記路線まではE235系で間違いないと言えるかと思います。
ここまでは現在の時点で推測が出来るので、別記事でE231系近郊型の転配について検証してみたいと思います。
・おまけ
びゅう旅行商品として、昨日ありがとう209系常磐線各駅停車引退の旅が発表されました。
現在大宮にて転用工事が始まったマト81編成に続いてマト82編成にも引退宣告がされた形となります。
207系・203系のさよならイベントは沿線も乗車も大賑わいでしたから、事前の記録はお早めに!
・さらにおまけ
もう外観は出揃っているので、製品化の前にだれか作らないかなあとネットサーフィンしてもなかなか作例が出てきませんね。
鮮度が命ですし、どなたかぜひ。
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