【疎開?入場?】未完成で1年半!E257系2000番台NA-09編成が長野へ

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E257系2000番台・2500番台の改造が大詰めを迎えており、残された編成の処遇が注目されています。

中途半端な形態で注目を集めていた3編成も順次再改造が進められていましたが、このうち最初に登場したNA-09編成が長野総合車両センターへ回送されています。

工期が足りず無念の未完成で出場

このNA-09編成は、E257系0番台長モトM-112編成を改造し、2019年3月に登場した編成です。

0番台基本編成の16編成中13編成が改造対象となっていますが、このなかでも最初に東海道線転用改造・機器更新工事を施工した編成です。登場から現在まで定期保全(定期検査)を担当していた長野総合車両センターでの施工となっています。

この改造に先がけて、E257系2000番台の特徴である”ペニンシュラブルー”塗装試験なども実施されていましたが、当初計画の60日の改造工期では作業が終わらず、前面のみに青色塗装を施すという中途半端な形態で登場しました。

また、内装工事についても、シートモケット改装は一部の号車のみの施工に留まっています。

側面塗装については、JR西日本の特急サンダーバード681系・683系のようなシンプルなデザインとなっているほか、ロゴマークは貼り付け済(秋田で最初に施工されたNA-03編成同様に数が異なる)・先頭車の車号についても青帯と干渉する車体中央部に貼り付けられるなどの差異があります。

これ以降の長野総合車両センター施工編成は、工期が80日に延長されたこともあり、行先表示器データ以外は全て完成形で出場しています。

いよいよ再改造?それとも……?

E257系2000番台の改造は大詰めを迎えており、2000番台(基本編成)最後の改造対象となっていたM-102編成→NA-02編成が先日長野へ入場したほか、2500番台(付属編成)を担当する秋田へは3編成目となるNB-13編成(→NC-33編成?)が入場しています。

このほか、秋田総合車両センターの1本目として改造されて、内装工事が未完成となっていたM-103編成→NA-03編成は再入場を終えたほか、総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所で改造された都合からか武田菱塗装を維持していたM-108編成→NA-06編成も秋田へ入場済となっています。

これまでファンを賑わせてきた未完成トリオのうち、最後までそのままとなっていたNA-09編成についても、このまま長野で再改造を受けても不思議ではありません

特に、これまで疎開留置をしている編成たちは、機能保全のために所属区である大宮総合車両センター東大宮センターへの出入りをする動きに留まっていました。しかし、この編成と入れ替わる形でNA-05編成が長野から新潟へ疎開先を変更しています。

M-102編成が入場したばかりであることなどを考えると、NA-09編成もしばらく長野疎開……とも捉えられますが、少し時間を空けてから改造を開始する動きが現実的でしょうか。

1年半ぶりの“里帰り”

このNA-09編成は特異な塗装で各線区を走行してきました。

2000番台のデビュー前には東京駅・新宿駅・伊東駅・伊豆急下田駅・我孫子駅と営業エリア各方面にて放送設備関連とみられる試運転を実施しており、異なるカラーリングで営業エリア全線を走破するという珍しいものとなりました。この試験のために既に踊り子号表示などの新しいデータに更新されており、今回のような非貫通顔の回送表示も緑色となっています。

完成形の各編成でも行先表示器ROMのみ未更新という編成形態が多くみられたなか、この編成は珍塗装のまま新旧表示を見ることが出来ました。

このほか、営業運転に使用されないため、国府津・新潟車両センターへの疎開回送で各路線を走行しています。特に2往復設定された新潟車両センターへの出入りでは、E257系2000番台の営業エリア外となる高崎線・上越線などを走行するため、多くのファンの注目を浴びました。

一方で、“古巣”である長野総合車両センターへの疎開はNA-09編成では実施されておらず、中央東線・篠ノ井線への入線は2019年3月に配給輸送以来・自走では初となりました。

そのまま入場しても不思議ではない動静ですが、この独特な形態も魅力的です。

筆者も新潟・長野・静岡と各地で記録していますが、願わくばもう1往復程度東大宮へ出入りして、これまで実現していない中央東線上りでの自走シーンを楽しませてほしいところです。

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