【修善寺へ】E257系2500番台NC-32編成・JR東海〜伊豆箱根鉄道へ初入線!

スポンサーリンク

2020年7月8日から9日にかけて出場した、E257系2500番台宮オオNC-32編成。

8月16日〜17日にかけて、所属区から回送列車として初の本線走行。そのままJR東海管内の熱海駅〜三島駅と伊豆箱根鉄道駿豆線の三島駅〜修善寺駅間に初入線となりました。

E257系2500番台の出場後の動き

E257系2500番台は、房総特急「さざなみ」「わかしお」などで活躍していたE257系500番台を改造して登場しました。最終的に4編成体制となることがプレスリリースにより明らかにされています。

初登場となったNC-32編成ですが、改造工事を行っていた秋田総合車両センターを7月8日に出場、電気機関車による牽引にて新たな所属区となる大宮総合車両センター東大宮センターに配給輸送されていました。

それ以降は構内で基本編成との増解結を含めた各種試験が実施されていたものの、本線上に姿を現すことはありませんでした。

8月16日の夜に同センターから東海道線を南下、熱海駅からはJR東海管内の東海道本線を走行。

185系の修善寺編成と同様の経路で三島駅1番線から伊豆箱根鉄道駿豆線を走行し、終点の修善寺駅まで回送されました。

まるで撮影会?いずっぱこ各型式と離合

伊豆箱根鉄道駿豆線には大場(だいば)に車庫があるものの、特急車の夜間停泊は修善寺駅で実施されています(185系は土曜日に停泊)。

今回も踊り子号同様に修善寺駅での停泊となっているため、修善寺駅に出入りする185系C編成・伊豆箱根鉄道各型式との並びが実現しています。

E257系2500番台の入線自体は今後の日常風景となる一方で、185系と並ぶ光景はデビュー前ならではのものとなりそうです。

駿豆線内で誘導障害試験か

駿豆線内では踏切に深夜試運転を実施する旨の張り紙が実施されており、今回の回送目的は踏切などの動作を確認する、誘導障害試験が目的の様子です。

既にE259系が乗り入れていた伊豆急行線と異なり、伊豆箱根鉄道では初のVVVFインバータ制御車両の入線となります。

変電所設備の更新・185系の夜間停泊編成を使用した設備確認の試運転など、伊豆箱根鉄道ではE257系入線に備えた準備工事が続けられていました。

今回の試験が終了した後に乗務員訓練が始まることが予想されます。昨年度の伊豆急行線の例に倣えば、国府津車両センターに車両を常駐させて日帰りとなる可能性もありそうですが、今回のように修善寺ベースで数日走らせる体制が組まれるかもしれません。

JR東海管内についても同様に乗務員訓練が行われるかと思いますが、こちらもE231系などの例に倣えば沼津以西を走行することも考えられます。

両社の乗務員訓練がどのような体制となるのか、基本編成との併結試運転も実施するのかなど、今後の動向も楽しみですね。

関連記事はこちら

画像元ツイート紹介

今回のお写真は、フォロワーのTTTD様(@TTTD21637338)より許可を頂いて掲載しています。

コメント