【運行終了から5年】トワイライトエクスプレスの生き残り!EF81 113号機が活躍中

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大阪から日本海沿線を縦貫し、北海道の札幌までを結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が一般運行を終了してから6年・ツアー運行を終えてから5年の年月が経過しています。

当時活躍していた車両の多くがその使命を終えていますが、当時の牽引機の1つだったEF81 113号機が北陸本線で孤軍奮闘を続けています。

寝台特急終焉とその後

敦賀のローズピンクのEF81は全機引退

京阪神エリアを中心に北陸・関西・中国地方を幅広く営業エリアとするJR西日本では、東京からのブルートレインのほか大阪発着を含め、夜行列車が多く運行されていました。

近年のブルートレインの相次ぐ運行終了を受け、JR西日本管内でも年々その数を減らしていました。

なかでも大きな注目を集めたのは、大阪から札幌を結ぶロングランと豪華設備で“一度は乗ってみたい”憧れの列車として知名度の高かった寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運行終了がありました。

上野駅発着の「北斗星」「カシオペア」同様に北海道新幹線工事で青函トンネルが使用出来なくなることと車両の老朽化が背景にもあるものの、2015年3月改正で北陸本線の金沢以東が第3セクター化されることがあり、上野発に比べ少し早い運行終了となっています。

その後2015年度はJR西日本管内でツアー形式で運行され、新たなクルーズ列車“トワイライトエクスプレス瑞風”にバトンを渡し、全ての運行を終了しました。

ブルートレインの衰退や輸送効率向上を背景に、全国各地で機関車牽引列車は大幅な削減が続いており、JR西日本でも寝台特急の削減により電気機関車・ディーゼル機関車の活躍の場は減少傾向です。

2021年3月にはJR東海に続きJR東日本が事業用列車のうちレール輸送の気動車化を実施して話題となっていますが、JR西日本では九州ブルートレインや豪華寝台特急“トワイライトエクスプレス”運行終了後も電気機関車が引き続き運用されており、その活躍を見ることは可能です。

トワイライトエクスプレス運行終了後の敦賀運転センター所属のEF81形では、ロースピンクの一般塗装機が全廃されたほか、6機(43,44,103,104,113,114)の同列車塗色の機関車のうち、103号機が京都鉄道博物館のトワイライトプラザに客車2両とともに静態保存となりました。

それ以外の機関車は部品単位での譲渡などが実現したほか、現在まで44,113,114の3機が“現役”の車籍を有する状態とされています。

しかしながら、営業運転に就ける状態となっているのは113号機のみとなっており、44,114号機については金沢総合車両所松任本所にてナンバープレートを外した状態で長期休車とされています。

次の課題は北陸新幹線敦賀延伸?

建設が進められる北陸新幹線と芦原温泉工臨

2021年現在は金沢までの開業となっている北陸新幹線ですが、2023年度末には敦賀駅までの延伸が予定されています。

並行在来線となる北陸本線の第三セクター化が実施されることとなり、これにより北陸エリアの輸送体系が再度変更されることとなります。

特急サンダーバード・しらさぎ号などの輸送が大きく変化することとなるほか、JR西日本の北陸エリアの各路線が飛び地となることで、これらの各線区で活躍する車両の検査体制などにも変更が加わりそうです。

特に長大路線である北陸本線のレール保守が自社の業務でなくなることから、このエリアの主業務であるレール輸送に従事している“トワ釜”についても行く末が心配されます。敦賀以北を切り離すことで、JR西日本では交流電化区間が七尾線の接続部のみという状態となり、専用の機関車を維持することは考えにくいところです。

ただし、引き続き各地のキハ120を定期検査で後藤・網干などの遠方へ輸送する体制が続けられるのであれば必要に応じて残されるかもしれませんが、この程度であればDD51形やキヤ143形による牽引・自走回送などでも賄えそうです。

車齢を考えてもいつ置き換えられても不思議ではありませんので、残された活躍の機会にしっかりと記録しておきたい車両です。

【トワイライトの生き残り】EF81 113号機牽引 芦原温泉工臨運転

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