
鉄道ファンの待合室は2024年5月、noteにて始動した「FreedomTrain」編集チームのメンバーとともに、独自サーバー・ドメインのブログ投稿型WEBサイト「FreedomTrain」の立ち上げに携わりました。
今後はサーバーを管理しつつ、投稿された内容がより多くの方に届くよう整備・機能拡充を進めます。
投稿型ブログサイト「FreedomTrain」につきまして
2024年5月1日にnoteにて始動した「FreedomTrain」を独自サーバー・ドメインへ移転した複数参加型WEBサイトです。
複数ユーザー参加型のWEBサイトで、立ち上げメンバーによる個性豊かなブログ記事が順次更新されていきます。
記事の投稿頻度やチームとしての活動方針の策定はライター間の自主性に委ねており、当サイトはサーバーの維持管理・機能実装等での参加としてします。
サイト名とURL

サイト名 | FreedomTrain |
URL | https://freedomtrain.jp |
当サイトでは鉄道趣味全体の活性化を目的に、鉄道ファン層からの需要がありながら継続が困難となったコンテンツの立て直しに取り組んでいます。
今回は、別のサイトオーナーさまが過去に立ち上げて好評を博していたものの、2024年4月末にて継続が困難となって運営が終了となった投稿型サイトにて、当時ブログ系のコンテンツを執筆をしていたメンバーの一部と手を組む格好です。前述のサイトオーナーさまのご高配に心より感謝申し上げます。
当サイト名義での既存コンテンツの再構築は、2022年から2023年にかけて実施したYouTubeの鉄道ライブカメラ配信「くまくまくま」譲受に続き2例目となります。
メンバーの追加について
「鉄道ファンの待合室」からは新規の募集等は特に実施しません。立ち上げメンバーの意思を尊重し、メンバーの追加等の運営体制は執筆・編集されている方々の意向に委ねています。
立ち上げに携わった思い
皆さまは「ペンは剣よりも強し」という格言はご存知でしょうか。
起源には諸説あるものの、1800年代から1900年代初頭にかけて醸成された、文筆による思考や言論、著述が暴力行為よりも影響力を持つことを示したものです。
福澤諭吉が創設した慶應義塾のシンボルマークや日本国内の男子校トップの座に君臨する開成中学校・高等学校がペンマークをあしらった背景もこの格言が源流とされています。
時代の変化で他の手法が生成されつつあれど、文字媒体での情報共有・発信にはとてつもない影響力を有していることは揺るがない事実と言えるでしょう。
さて、サイト運営に話を戻すと、一個人としては文筆による鉄道趣味発展の可能性を以前より模索してきました。
当サイトは2018年にフリーのブログサービスにて運営を開始し、同年内に独自サーバー・ドメインの現在のサイトに移転しました。
歳がバレそうですが、学生時代にYahoo!ジオシティーズでのホームページ作成やブログ運営をしてその楽しさを知り、大学ではWordPressを触る機会もありながら多忙から遠ざかってしまいました。そして鉄道業界から身を引いたのを機に活動を再開したのがこのサイトです。
鉄道趣味サイト・ブログの近代史としては、インターネット黎明期から2000年代には全国各地の鉄道趣味者により情報共有・発信の場として作成されていましたが、2010年代にSNSが主流となって個人の趣味として運営する人は数を大きく減らしており、現在は動画投稿といった形で情報発信を行う方も増えてきました。
鉄道研究部・同好会・サークルなどといった組織に所属していると、何らかの形で所属するメンバーによる表現の場があるはずです。
古くから続く鉄道趣味の形の1つとして、鉄道研究部・同好会では「機関誌」などと呼ばれる読みものを長い年月を経ても継続的に発刊していますし、近年は組織と言わずとも「コミック・マーケット」で同人誌と呼ばれる読みものを個人ないし仲間同士で刊行している方々もいらっしゃり、彼ら彼女らの著作は独自性・専門性では商業誌への投稿記事以上の価値がある魅力的な執筆も多く見られます。
また、より手軽に書けてより手軽に読めるWEB媒体としての需要も多く、近年ではnoteをはじめとする文字媒体での情報発信をするネットユーザーも回復傾向に転じたのかなと感じています。
この時流のなか鉄道趣味では近年、何度か独自ドメインの投稿型サイトが何度か立ち上がり活況となりましたが、意見の相違などの理由から更新が終了となり、筆者個人としても楽しく拝読していただけに残念に思っていたところでした。
今回、多数の面白い記事を執筆していた方々と手を組めることとなり、今後は情報収集・発信の面白さをより多くの方に体験してもらえる場を設ける機会に恵まれました。
今後とも鉄道ブロガー、そして鉄道趣味全体の活性化に寄与できればと思います。
「FreedomTrain」ならびに当サイトのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
2024年5月15日
鉄道ファンの待合室
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