【異端児】阪急8000系の美しさそのまま!リニューアル車8008Fデビュー

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リニューアル工事を行っていた阪急8000系8008Fが6月22日から営業運転に復帰しました。8000系8008Fリニューアル車は8000系の美しさを保ちながら、さらにグレードアップした車両に仕上がっています。

改造前の特徴とともに、外装・内装の見どころをお伝えします。

8000系8008Fリニューアル車の概要

8000系は1989年1月にデビューし、現在は神戸本線と宝塚本線を中心に主力級の活躍を続けています。今回リニューアルされた8008Fは1995年に発生した阪神・淡路大震災の影響により、シングルアームパンタグラフに変更されており、独自の外観でファン人気が熱い車両でした。

なお7000系以前よりも濃いマホガニー塗装、窓の昇降ができるボタンといった車内の仕様は8000系の他編成と変わりはありません。

8008Fは神戸本線を中心に活躍を続けていましたが、2019年9月に正雀工場に入場し、リニューアル工事を受けていました。2020年6月22日、約半年にわたるリニューアル工事を終え、神戸本線において営業運転に復帰しました。

8000系の美しさはそのままに

8000系8008Fリニューアル車の前面で最も目立つのがLED式種別・行先表示機ではないでしょうか。従来の8000系のイメージを維持し、方向幕があった箇所にフルカラー表示のLED表示機が設置されたので、違和感がありません。LED表示機の精度も上がっているせいか、9000系や1000系のLED表示機と比べると、より文字がくっきりと表示されているように感じました。

その他の変更点では他のリニューアル車と同じく、車番の位置が変更されています。8008Fの特徴である額縁スタイルとシングルアームパンタグラフの組み合わせはリニューアル後も残りました。

側面部においてもLED式種別・行先表示機が目立ちます。方向幕があったところに設置されているため違和感はありません。ところで2019年10月1日に神戸本線の起点駅「梅田駅」は「大阪梅田駅」へ改称されました。したがって8008Fリニューアル車のLED表示機は長年親しまれてきた「梅田」を表示したことがない車両となります。イベント時には「梅田」表示が見られるのでしょうか。

最近、阪急電鉄では車端部の窓上にも車番を追加しています。8008Fも例外ではありません。今後、全車両に車番が追加されることでしょう。

阪急電鉄の社章もドア横から窓下に移設されました。これも他のリニューアル車と同様の仕様です。

一方、車内は大きく変わり、1000系や1300系に近い仕様となりました。座席には3人、2人、3人で座れるように仕切り板が設置されました。またドアや妻面の化粧板はリニューアル前の8000系よりも濃い茶色となっていますが、ドアエンジンは変更されていません。

そしてドア上には1000系や1300系と同様の横長の大型ディスプレイが設置されました。8000系では初採用となります。

8000系の特徴のひとつ、ボタンひとつで窓を昇降できるボタンは残りました。制御装置も変わり、1000系や1300系とそん色ない仕上がりとなっています。

乗車した感想は1000系や1300系と同じ車両のように思えます。もともと8000系は完成度が高かった車両だけに、さらにクオリティーが高くなったような印象を受けました。

8008Fリニューアル車の運用について

筆者が訪れたときは日中の特急運用に就いていました。8008Fリニューアル車は時速115キロ対応の車両なので、今後も特急を中心に活躍することでしょう。まだ未確認ですが、7000系2両との10両編成運用にも就くことが予想されます。

今回は8008Fがリニューアルされましたが、8000系はデビューから約30年が経過しているため、今後も8008F同様のリニューアル工事が施行されるものと思われます。

個人的には転換クロスシートが導入されている8002F~8007Fがオールロングシートになるかならないか、その一点に注目したいと思います。身の回りの神戸本線沿線住民の中では8000系の転換クロスシートの評判は芳しくありませんから。

昨今の社会情勢により、阪急電鉄も大きなダメージを受けています。ひょっとすると、新車増備やリニューアル計画が遅れるかもしれません。

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