デビューから1ヶ月経過!「京とれいん 雅洛」に乗ってみた

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2019年3月23日にデビューした阪急電車の特急「京とれいん 雅洛」。坪庭があるユニークな内装で、鉄道ファンはもちろん観光客からの話題も集めている列車です。今回は、この「京とれいん 雅洛」を、実際に乗った感想を交えてご紹介します。

「京とれいん 雅洛」は「京とれいん」とどう違う?

「京とれいん 雅洛」は、すでに2011年3月から運行されている特急「京とれいん」の2編成目になります。「京とれいん」と「京とれいん 雅洛」には、大きく4つの違いがあります。

なお、「京とれいん」についてはすでに別記事でも紹介していますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください!

違いその1:ベースになっている車両

「京とれいん」は2ドア・クロスシート車両である阪急電鉄6300系を、「京とれいん 雅洛」は、3ドア・ロングシート車両の阪急電鉄7000系をベースにしています。

この2つの車両の違いは、車幅です。阪急電鉄6300系の車幅が約2800mm(先頭車と中間車では若干幅が違います)であるのに対し、7000系は2750mm。わずか50mm程度の差ですが、7000系のほうがややコンパクトな車体をしています。

この2つの車両のサイズが違う理由は、もともと運用されていた路線にあります。

6300系は京都線で、7000系は神戸線・宝塚線で運用されています。現在はどちらも阪急電鉄の路線ですが、もともと、京都線は新京阪鉄道という会社が、神戸線・宝塚線は阪神急行電鉄という会社が作った路線です。

最初に作った会社が違うため、この2つの路線は車両限界が異なります。だから、車両サイズが違うわけですね。

違いその2:内装

「京とれいん 雅洛」は6両編成。その1両ごとに「秋」「冬」「春」「夏」「初秋」「初春」それぞれの季節をテーマにした内装が施されています。

内装の中でも特に印象的なのが、2号車、5号車に作られた坪庭。また、3号車、4号車には車窓の風景がより楽しめるよう、カウンター席が作られています。内装について詳しくは、のちほどご紹介します!

違いその3:前方の映像をリアルタイム配信!

「京とれいん 雅洛」は、走行中、専用Wi-Fiを使って先頭車からの景色をリアルタイムで配信するというサービスを行っています。これは、雅洛だけのサービス。またこれもあとから、写真つきでご紹介します。

違いその4:停車駅

「京とれいん」は快速特急A、「京とれいん 雅洛」は快速特急として運用されます。

快速特急と快速特急Aの違いは停車駅です。それぞれの停車駅は以下の通りです。

快速特急(雅洛)

河原町・烏丸・桂・淡路・十三・梅田

快速特急A(京とれいん)

河原町・烏丸・桂・淡路・梅田

ほとんど同じ駅に停車するのですが、快速特急Aで運用される「京とれいん」は、神戸線・宝塚線への乗換駅である十三駅には停車しません(2019年5月現在)。乗るときには注意が必要です。

「京とれいん 雅洛」の運賃&運行日・時刻表

「京とれいん 雅洛」には、普通運賃のみで乗車できます。別途料金は必要ありません。

運行日は土日祝日のみ、1日4往復運行されています。詳しい時刻表は阪急電鉄のサイトでも確認できますが、ここでは梅田駅・河原町駅の出発時刻をご紹介しておきます。

梅田駅発 9:15  11:32  13:32  15:32

河原町駅発 10:41  12:41  14:41  16:41

「京とれいん 雅洛」に実際に乗ってみました!

では、実際に乗ってみましょう!今回乗ったのは、河原町から梅田までです。

「京とれいん 雅洛」が停車するのは、河原町駅2番ホーム。ホームには、到着を待つ鉄道ファンや観光客の姿もちらほら見られました。

さて、列車が到着してきました。まずは、外観をチェック。

雅洛の外観でもっとも特徴的なのが、丸窓です。雅洛は3ドア車を2ドアに改造しているのですが、この丸窓は、中央にあったドア部分に作られています。

1号車。「秋」をイメージした、ボックスシートの車両です。ゆったり座りたい人におすすめの車両です。

「京とれいん」は、4人がけボックスシートが通路を挟んで配置されていましたが、車体がコンパクトな「京とれいん 雅洛」ではそういう配置は難しいのでしょうか。通路の片方はひとりがけのシートです。

2号車は「冬」のイメージ。

写真を撮っている人が特に多い車両だったのですが、その理由がこちら!

枯山水の坪庭です。電車の中とは思えない雅な雰囲気!

3号車は「春」。桜のモチーフなどが使われた、明るく華やかな車両です。

この車両の特徴は、カウンター席があること。窓を見ながらのんびりくつろげる席のせいか、あっと今に席が埋まっていました。(席は早いもの勝ちです!)

4号車は「夏」。ちょっとシックな印象の車両です。こちらにもカウンター席があります。

3号車、4号車ともにカウンター席と通路を挟んだ側はおひとりさま席。おひとりでゆっくり座りたいときにはこの席もおすすめです。

続いて5号車。「初秋」モチーフの車両です。

この車両にも坪庭があります。テーマの季節が違うので、2号車の坪庭とはデザインが違います。黒い庭石が使われていて、落ち着いた印象です。

6号車は「初春」。初春らしい華やかさが上品で素敵!

先頭車ビューの楽しみ方

続いて、走行中のお楽しみ「前方映像配信サービス」を使ってみましょう!

利用方法は、車内に掲示されています。

手順通りに接続すると……

先頭車からの光景を見ることができました!

画質はかなり粗いのですが、先頭車にいなくても先頭車からの眺めが楽しめるのはうれしいところ。車内では、子ども連れやグループ客などがスマートフォンで先頭車ビューを楽しんでいる姿も見られました。

なお、先頭車ビューは専用のWi-Fiを使って受信するのですが、このWi-Fi、インターネットには接続していません。先頭車ビューを使っている間はメールなどの送受信はできないので注意してくださいね。

もし、メールやSNSなどを使いたい場合は、これとは別に車内で無料Wi-Fiサービスも利用できます。ただ、ちょっと使ってみた感じ、特に画像や動画の送受信には時間がかかるかなという印象は受けました。あと、ブラウザでインターネットを見ようとしたら警告が出たこともあったので、ちょっと使いにくさは感じました。

実際に乗ってみた感想

実際に乗ってみて感じたことは、その人気の高さです。到着前からカメラやスマホを持った人がホームに待ち構えていて、到着と同時にあちこちで撮影会が始まる様子にびっくりしました。

印象的だったのが、写真を撮っている人の年齢層がファミリーからシニアまで幅広かったこと。「かわいい」「きれい」という声もしばしば聞こえてきました。中には「こんな素敵な内装なら、別料金くらい取ってもいいのに!」という声も。

気になる混み具合は「やや混んでいる」程度です。梅田まで乗りましたが、だいたい、「席が全部埋まって、通路に立っている人は比較的多い。つり革にはつかまることができそう」なくらいでした。

ただ、座席はほぼ河原町(始発駅)で埋まっていました。座りたい人、特にカウンター席や坪庭の前など「ここに座りたい!」という場所がある人は、始発駅に早くから並んでおくことをおすすめします。

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