【転用進行中】E257系500→2500番台化2編成目?NB-06編成 秋田へ

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E257系の東海道線転用も終わりが近づいており、残されていた修善寺・付属編成側として転用される5両編成の転用改造が進行しています。

既にNB-07編成が秋田総合車両センターでNC-32編成として転用改造を受けている姿が目撃されていますが、本日輸送が行われているNB-06編成についても同様の動きとなりそうです。

E257系の東海道線転用と房総特急の動き

185系「踊り子号」・251系「スーパービュー踊り子号」の車両代替のため、フラッグシップとなるE261系「サフィール踊り子号」2編成とともに、中央線特急「あずさ号」「かいじ号」などで使用されていたE257系0番台の転用が続けられていました。

185系踊り子号では10両編成・7両編成が下田編成・5両編成が修善寺編成として運用されており、0番台の転用が報じられた後もこの修善寺編成の処遇をめぐり様々な推測が飛び交っていました

一方の房総特急では、183系の淘汰のためにモノクラス5両編成のE257系を19編成導入して255系9両5編成とともに使用していましたが、内房線特急「さざなみ」の東京湾アクアライン開通・高速バス路線充実などの煽りを受けて大幅減便などが生じて過剰な車両配置が続いていました。2019年時点で既に7編成程度が余剰となっていましたほか、同年改正でホームライナー千葉号の運転も終了しています。

しばらくは短期〜中期の休車を繰り返す形で検査期限を引き延ばしている程度でしたが、近年は派動輸送として各地の臨時列車で使用されることとなりました。

なかでもNB-10,NB-11,NB-12編成はBOSO EXPRESSのロゴを隠すような形でラッピングが追加され、豊田車両センター常駐の運用を原則としています。

また、中央線の代替が完了したことで、松本車両センターの0番台9両編成(M-105,M-107,M-111編成)が繁忙期の臨時列車の一部を受け持つ体制も新たに始まっており、これにより繁忙期用の余裕を持つ必要もなくなっています。

最終的にはE257系500番台4編成が2500番台として転用されることが公式発表により確定的となり、4月1日にはNB-07編成が秋田総合車両センターへ入場しています。

千葉エリアの特急列車についても、255系5編成の置き換え時期に再度何らかの動きが推測できますが、当面はこの体制で安泰でしょうか

転用後はNC-31〜34編成に

2020年4月1日に秋田総合車両センターへ運び込まれたNB-07編成ですが、既に前面部のライト形状に変化が目撃されているほか、編成番号表記がNB-32と記載されていることが確認されています

東海道線への転用は4編成と公式発表済ですので、NC-31〜34編成となりそうです。

その他の改造メニューについても既に0番台運用開始の時点で明らかにされていますので、車両の完成まで不明な点は前面ライト周りの処理・使用しない14号車側となる先頭車の連結機能維持の有無と限られています。

特に0番台・500番台の相違点となっていたカーテン・シートモケット・荷物棚周りのカラーリングは既に発表されている内装改造メニューとなっているため、ほぼ同一の内装構成となりそうです。前面形状以外の相違点は運転台・車掌室・多目的室・車販準備室といった業務用区画のカーテン・シートモケットなどに留まりそうです。

中央線E257系0番台の2000番台化改造では、車両番号は元番号+2000とされた一方で、編成番号は波動用として残存するM-105,107,111編成を飛ばしてNA-01〜13編成とされています。

同様の付番体系を採用する場合、元の番号+2000をした2500番台(-2506,-2507など)としつつ、若い番号の編成から31,32,33,34と付与される可能性が高そうです。

この付番規則とすると、今回配給輸送される編成は千マリNB-06編成から宮オオNC-31編成となることが予想できるほか、残りの改造対象がNB-08編成以降の車両であることも濃厚となりそうです。

運用離脱などの動きから残り2編成はNB-13,14編成と推測するファンの声もあるほか、波動用仕様の豊田車両センター常駐編成が10〜12となっていることからNB-08,09編成を対象とすれば番号的にはスッキリしそうです。

残りの編成がどうなるかについては、このペースで改造が進展すれば年内には答え合わせが出来そうです。

まずは2500番台の完成と、E257系では初となる14両の長大編成での試運転に注目していきたいところです。

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今回のお写真は、フォロワーのほんDさま(@tokyu8691)から許可をいただいて掲載しています。

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