【JR東ワンマン化】改造対象は7編成?2020年3月から水戸線で実施

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ここ数年、JR東日本では地方線区以外の路線についてもワンマン化を目指す動きが水面下で進行しています。

22日付けの組合報により、2020年(令和2年)3月に開始を検討とされていたE531系を使用した5両編成でのワンマン運転実施についての詳細がより明らかになりました。

新情報のおさらいとともに、3000番台を中心とした今後の展開を考えます。

最初の実施路線は水戸線へ

JR東日本では3〜6両編成を「中編成」・7両以上を「長編成」と定義してそれぞれの輸送体系や環境を見極めた上で可能な路線からワンマン化の実施を検討するという旨が発表されています。

それ以前の動きとしては、運転士・車掌といった役職を廃し、ジョブローテーションを10年程度で実施する旨の発表、それ以前からE531系を使用したワンマン運転検証の試験機器がK553編成に搭載されていました。

9月22日付けの国鉄千葉動力車労働組合の情報により、新たに2020年3月のダイヤ改正での実施路線が水戸線であることと、ワンマン関連機器となる「ワンマン用安全確認カメラ」などの設置対象が7編成となることをJR東日本水戸支社が発表している旨が記載されています。

(水戸支社が発表、と記載されているものの、現時点で公にされているものは見つからないため、会社内でのアナウンスかと思われます。)

※この組合報について、私個人の疑問点を後述しています。

この発表を前にして、K552編成についてもこの工事と見られる改造工事が施工されて9月9日に出場しており、K553編成に比べて小型化されるなどの変化もありました。

あと5編成についても、K552編成同様に1ヶ月程度の工期で順次設置が進められていくものと思われます。

3000番台全編成への搭載が濃厚・今後の展開は?

この明らかになった7編成という数字と、既に試験搭載のK553編成・9月9日に新たに設置されたK552編成という動きを踏まえると、設置対象となる編成はE531系のうち耐寒性能を向上させている3000番台全てと考えて差し支えなさそうです。

このK551〜K557編成は黒磯駅構内直流化工事の進展により、既存の701系・E721系が乗り入れられなくなる東北本線黒磯駅〜新白河駅間運用を専属的に行うために設計変更が加えられた車両です

需要が少ない時間帯はキハ110系によるワンマン運転としつつ、通勤・通学需要の多い時間帯は彼らが活躍しています。

現時点では東北本線を走行する運用は2運用のみであるため、それ以外の常磐線運用で都心部まで乗り入れるなど0番台と共通運用として幅広く活躍しています。

今回の新情報を総合すると、水戸線のワンマン列車についても3000番台の専属運用となる可能性が非常に高くなりますので、都心乗り入れ・15両編成の先頭に立つ頻度はかなり下がりそうですね。

3000番台の専用運用を効率よく設定すること・7編成のみが改造対象であることを踏まえると、従来多くの列車で実施されている友部駅以北・水戸駅や勝田駅方面発着の水戸線直通列車が削減される可能性も捨て切れません

また、改造対象が3000番台となれば、既にキハ110形により2両ワンマン運転が実施されている東北本線黒磯駅〜新白河駅間についても時間の問題となりそうです。

0番台の水戸線運用がどれくらい残るのかなど、2020年3月のダイヤ改正は全線開通・ひたち号仙台直通復活の陰で大規模なダイヤ改正となりそうです。

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