【2代目L-train】4扉のワンマン車が初登場!西武9000系9108F4両編成が出場

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西武9000系の置き換えが進められるなか、2代目L-trainとしてファン人気も熱かった9108Fのうち4両が武蔵丘へ入場しており、動向が注目されていました。

7月28日に武蔵丘を出場しており、今回の入場はワンマン化改造を施工したものと見られています。

西武9000系の近況

西武鉄道では、新型車両40000系の増備を進めており、在来車の置き換えが実施されてきました。

このうち西武9000系は、地下鉄直通用を主目的とした6000系と並行製造される形で、1993年から1995年にかけて10両編成8本が製造されました。長年続けられてきた自社製造を行った最後の形式としても知られています。

同時期に製造された6000系がステンレスまたはアルミ車体を採用した新造車でしたが、9000系は2000系に類似した鋼製車体が採用されたほか、旧101系などの廃車発生品を流用して新造されています。

製造からわずか10年程度で流用された主要機器類を新造品に交換することとなり、現代水準のVVVFインバータ制御方式とされています。

西武9000系は本線系統で活躍する2000系より車齢が若いものの、2017年より置き換えが始まりました。

9101F,9106F,9107Fが編成単位で廃車となったのち、少し期間をあけた2019年秋に9108Fが廃車回送……と思いきや、先頭車2両と中間電動車2両の4両編成にて武蔵丘へ輸送。今後の動向が注目されていました。

9000系の編成短縮とワンマン化の動き

今回、9108Fは外観塗装をそのままに、パンタグラフの増設などが実施されています。

出場前日には構内でワンマン化工事完了と記された横断幕を用いた記念撮影をしている姿も確認されており、新101系に代わるワンマン車両となったことが明らかになりました。

ワンマン車の運用線区のうち、国分寺駅ではホームドアの設置が予定されており、今回の車両代替はこれに関連したものと推測できます。

このホームドア設置は2020年度内の予定となっていますが、2020年度の新造車投入が例年同様の年度末であるとすると、本線車両の代替→ワンマン転用改造が追いつかない疑問も残ります。

当面の不足分は新2000系ツーマンで代走とするのか、何らかの方法で急ピッチで車両改造を進めるのか。はたまた、JR西日本などで採用実績のある新しい技術のホームドアで3扉にも対応させるのか。

いずれにせよ遠くない未来に多摩湖線では新101系が見納めになる可能性が高そうです。

なお、ワンマン車の新101系には旧2000系より車齢が若い車両も多く(当時は池袋線に3扉車・新宿線に4扉車を導入)、ホームドア設置の昨今の流れが無ければもう少し新101系が長生き出来たのかもしれません。

今後も転用継続か

現在、9108Fと全く同じ方法で9105Fが武蔵丘へ輸送されており、この編成についても同様にワンマン化改造を施工するものと考えられます。

ただし、既に9101F,9106F,9107Fと3編成が編成単位で廃車となっており、先例のように先頭車化改造を行わない場合、9000系の転用は最大でも5編成に留まる見通しです。

一方で、置き換え対象となる新101系は10編成。新宿線と繋がっている多摩湖線の国分寺〜萩山駅間・他路線との接続がない多摩川線の武蔵境〜是政駅間で運用されており、両路線の使用車両は甲種輸送(貨物列車としてJR線を輸送)する体制が組まれています。

既に2020年2月には259Fが廃車となっており、今回の9108Fが代替した……と計算した場合、5編成の置き換え対象が不明なままとなります。

残り5編成相当分も新2000系によって置き換えされるのか、それとも当面は多摩川線は3扉・多摩湖線は4扉で使い分けをするのか。

そして、そのうち置き換え対象のうちの1編成となる263Fは牽引車兼用。電動車比率を高めることで新造車・多摩川線入出場回送牽引機E31形を置き換えています。新2000系はそのままだと3M1T編成ですので、こちらの動向も気になるところです。

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