【京成電鉄】新型3100形3152編成の輸送が始まる・牽引の理由は?

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以前紹介した京成電鉄3100形が総合車両製作所(J-TREC)よりついに姿を現しました。

今回はファンから「ターボくん」の愛称もある、3668編成による牽引で輸送されています。

意外な輸送方法とともに、気になるプレスリリースで未発表の見どころを探していきます。

第一号なのに52編成の謎

プレスリリースにて今回の新形式が3100形と言われていたものの、今回登場した編成は3152-1〜8の編成です。

このうち、末尾50番台についてはプレスリリース画像からも推測できましたが、これは成田スカイアクセス線専用編成=50番台という規則は3000形でも採用されている付番法則です。

また、最後の2番ですが、これは2編成の発注のうち今回出場した編成は総合車両製作所製造ですが、もう一編成=3151編成については別の業者(車体構造から日本車輌?)に発注していたものと推測できます

製造工場の違いから納車順序が変わる例はたまにあり、発注するのは1年以上前ですので、細かい納車順序が変わることや、そもそも発注先ごとに番号を割り振っている例など、比較的ありがちなものです。

東武8000系の第一編成が8106Fだったり、JR東日本E233系の第一編成はH43編成だったりと、トップナンバーが第一号編成とならない例は他社でも時折見られるものですので、特段驚くことではないでしょう。

自走ではなく牽引されて輸送されている理由

総合車両製作所と金沢八景駅が線路で直接繋がっているため、最近製造されていた京成3000形は自走で回送していましたが、今回の新型車両は3600形3668編成による牽引での輸送となっています。

列車番号も通常の回送の2121Kではなく3100形を意識したのか2131Kと設定されており、ダイヤが若干異なります。

この列車の経緯としては、床下機器などの構造が従来車両と異なることから、誘導障害試験という試験を行ってから出ないと自力走行できないことが挙げられます。

特に浅草線系統ではSiC素子のVVVF車に慎重となっており、京急車のSiC素子のVVVF車(新造・改造ともに)地下鉄乗り入れ運用が未だにできていません。

5500形が試運転で大幅に時間がかかり、営業運転開始が遅れたことも記憶に新しいところでしょう。

なお、京成電鉄の新車輸送では、この方法で輸送された実績として、9年前の3050形が挙げられます。

この際も4両ずつに編成を分割し、当時は6両編成だった3668編成を現在のように4両編成として牽引車に充てて輸送されており、こちらについても在来車との違いがあることが経緯として挙げられます。

また、スカイライナー用の新AE形については陸送で輸送されていますが、これは乗り入れ規格外の構造・車体長であることが原因ですので異例の存在です。

3600形は京急線内に入れないというイメージがあり、実際に先頭台車がT台車となっている他の編成は入線不可となっています。

3668編成は在来の6両編成を8両化した際の余剰先頭車を組み合わせてVVVFインバータ制御にて電装した際には、両端2両ずつを電装したことにより乗り入れを可能としています。

プレスリリースで未発表の内容は?

今回は外観から分かる新情報は少ないものの、側面表示器はJRのE233系から急速に普及した次駅表示に対応していることが目撃されています。

この3100形はプレスリリースで様々な新機能が発表されているほか、工場での製造過程も専用ホームページで公開しているほどの力の入れようですので、公式発表を待つのが一番でしょうか。

そして、3050形の輸送では4+4に分割して輸送されたこの列車ですが、3100形では最初の輸送が3両となっていることから、編成構成も大きく変えられている可能性もありますね。

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動画資料集

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【京成新型】京成3100形3152編成が牽引輸送

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