【Saphir】サフィール踊り子号E261系・性能確認試運転が続く

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12月9日より、東大宮操車場から東海道線・根府川駅までの性能確認が目的と思われる試運転が連日行われています。

沿線では、偶然出会して思わず写真を撮る利用者や、話題の新型車両を撮影するファンの姿が多く見られています。

E261系の登場から現在までの1ヶ月の動き

2020年3月に運行開始する「サフィール踊り子号」専用車両で、伊豆方面としては1990年に営業運転が開始された251系以来、およそ30年ぶりの新型車両となります。

2019年11月5日には川崎重工業兵庫工場から2編成分の1〜3号車が、翌日の6日には山口県・日立製作所笠戸事業所から2編成分の4〜8号車がそれぞれ貨物列車としてJR東日本・大宮総合車両センター東大宮センターに搬入されています。

東大宮操車場内での構内試運転のうち、11月15日・21日にはメーカーなどの関係者立ち会いの“公式試運転”と通称される試運転が両編成ともに東大宮操〜根府川駅間で実施されています(ここまでは過去記事で別途詳しく記しています)。

11月30日には、相模鉄道との直通運転の裏でRS2編成が品川(旧・田町車両センター)へ回送され、12月10日に返却されています。

一方のRS1編成は、目立った動きがなかったものの、12月9日から今日まで東大宮操〜新宿〜貨物線〜東海道線〜根府川駅(茅ヶ崎駅〜根府川駅間のみ2往復)の経路で性能確認試運転と見られる試運転が実施されています。

同じ経路で非常制動試験などの同じようなメニューをこなしていますが、目的が少し異なります。

改造車であるE257系2000番台が上越線・総武快速線・宇都宮線と幅広い路線でこれらの試運転を行った一方で、E261系は今のところ運用線区に沿って実施されています。

各試運転には、各運輸区の役職者であろう緑腕章をした乗務員さんが複数乗車しており、今後の乗務員訓練開始を前に取り扱いの確認も行われています。

対向・追い抜きの列車の乗務員さんも興味深そうに眺めていました。

試運転ならではの見どころはどこ?

連日行われている試運転の経路ですが、大宮駅から武蔵小杉駅までは湘南新宿ラインの経路、武蔵小杉駅から小田原駅までは東海道貨物線、小田原駅以西は東海道線を走行しています。

サムネイル画像を含めた早川〜根府川駅間の風光明媚な景色は東海道線らしい景色ですが、営業運転が始まれば毎日見ることが出来る光景でもありますね。

また、大宮駅〜新宿駅についても、新宿発着の回送経路となっている可能性が非常に高いため、光線状態の違いを除けば今後も見られる景色となりそうです。

今だけの光景としては置き換え対象の251系との離合や貨物線走行が挙げられます。

学校・仕事終わりの都心部を北上する試運転経路もなかなか魅力的なほか、茅ヶ崎〜根府川駅間は2往復してくれるので撮影チャンスも多いですね。

青色に輝く目立つ車体は沿線住民の皆さんからも関心が高く、ファン以外の方でも写真を撮られる方も多い印象です。

今後は乗務員訓練も行われるかと思われますが、性能確認試運転同様に東海道線系統で実施されると推測して間違いないでしょう。

お近くにお住まいの方は、出来立てホヤホヤなサファイアブルーの新型豪華特急、ひと目見てみてはいかがでしょうか。

新会社・JRESCの職員の姿も

初日には、2019年7月に始動した車内サービスの新会社・JR東日本サービスクリエーション東京列車営業支店長などの職員の姿も見られており、3月の営業運転開始に向けた準備が着々と進んでいます。

先代のスーパービュー踊り子号グリーン車のカレーライス等の車内調製を正当進化させたイメージが強いE261系の食堂車ですが、2017年3月改正からひっそりとメニュー削減がされており、ノウハウの再構築も必要です。

スーパービュー踊り子号の登場以来、新宿にSVOオペレーションセンターという専属部署・中央線車内販売を担当していた新宿営業所との統合、晩年となる2017年3月には新幹線車内販売と踊り子号を担当する東京列車営業支店への移管がされています。

今回の“サフィール踊り子号”について、豪華クルーズ列車・四季島を担当するびゅうトラベルサービスが担うのではないかと推測する声もありましたが、JRESC腕章の職員が添乗していたこと、添乗職員の中にJRESC東京列車営業支店長が乗車していたことを総合すると、JRESC東京列車が担当するとみて間違いなさそうです。

客層が大きく異なるグランクラスのアテンダントとメンバーを分離をするのか、グランクラスでは採用していない男性アテンダントが採用されているのか、スーパービュー同様にデビュー時に専用の制服を用意するのかなど、未発表の部分が多い車内サービスの内容にも注目が集まりますね。

観光列車が3種類の乱立

車内サービスの観点では、車両の箱モノとしての設計思想とは異なり、部署・メニュー削減などを考えるとスーパービュー30年の運行ノウハウこそ薄れている印象が拭えません。

一方で、観光快速列車・伊豆クレイル号はこの新型特急の試金石になっていたのではないかという推測もあり、こちらは営業運転開始から現在まで東京列車営業支店が担当しています。

東急側の運行する、クルーズ・団体臨時列車形式のTHE ROYAL EXPRESSもあり、3種類の種別が異なる観光列車が走ることとなる伊豆方面。

いよいよ真打の登場……といった印象ですが、今後の両列車の存在も気になるところです。

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