【東武】遂に転属!31606F+31406Fが東上線・森林公園検修区へ

スポンサーリンク

以前からファンを賑わせていた、半蔵門線直通用の30000系・31606F+31406F。

東上線転用改造を終え、1月23日に南栗橋→羽生〜秩父鉄道経由〜寄居→森林公園にて回送されました。

秩父鉄道線内では、秩父鉄道の電気機関車の牽引により、貨物列車として運行されています。

以前から話題となっていた車両トレードの動き

東武スカイツリーラインから東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線への直通運転用として登場した30000系ですが、分割できる編成構成が仇となり、31606F+31406F・31609F+31409Fの2ペアを残して地上運用へ、更に東上線へ転用されています。

それらの一連の転用も終わり、しばらく安泰かと思われていた30000系ですが、2019年末に50000系とのトレードという新たな展開で東上線へ転用される改造が始まりました

改造を終えた31606F+31406Fは、1月22日に本線で試運転を実施、日光側となる34406号については既に機関車牽引の準備として自動連結器に改装した姿で本線での最後の雄姿を魅せてくれました。

1月23日には南栗橋→羽生を自走で、その後秩父鉄道線内は臨時貨物列車8009列車として秩父鉄道の電気機関車による被牽引車として。最後の東上線寄居→森林公園は再度自走にて新たな所属区となる森林公園検修区へ到着しています。

これら一連の転属回送のスタイルは、同じ30000系の31601F+31401Fが初の東上線転用車として実施されて以来時折行われてきましたが、前回の30000系転属回送から丸4年が経過。

久々の輸送となり、沿線各地には多くのファンの姿が見られました。

4年のブランクの間に変わった改造メニュー

31606F+31406Fの転用改造は、以前の東上線転用の一部編成同様に、南栗橋車両管理区にて施工されています。

改造メニューに関しては従来同様のものとなっていますが、いったん地上転用改造をしてから東上線へ引っ越した過去13編成と異なり、残存していた半蔵門線向けATCや東急田園都市線向け急行灯(使用しないまま終わっていますが)の撤去がメニューに加わっています。

従来から行われていた東上線転用メニュー

両端(31600,34400)運転台のグラスコックピット化

東上線用の統合型保安装置の設置

中間(36600,31400)運転台撤去・簡易中間車化・転落防止幌設置

弱冷房車の号車変更(9号車へ)

また、今回の転用で意外なメニューとしては、ホームドアの停止位置目印の青帯が両端乗務員室に設置されています。

既存の13編成では転用完了後にホームドア運用がはじまったため、時間の流れを感じさせてくれるできごととなります。

残された31609F+31409Fも運用離脱

半蔵門線直通運用で残されていた30000系はこの他にも31609F+31409Fの1ペアが存在していますが、こちらについても定期検査こそ本来の姿で出場したものの、現在は南栗橋車両管理区で留置される日々が続いています。

検査明け早々に故障を起こしているほか、

一方で、トレード対象として先に転属回送が行われた51008Fですが、こちらも現在のところ目立った変化は出ていません。

但し、既に車内に改造で使用する資材が積み込まれていることも確認されています。

今後、Wi-Fi整備・車内案内装置の液晶化が進められる50050型。

彼らの改造第一弾となるのか、ひとまず運用入りさせるのかは定かではありませんが、予備車を削ったトレードとなっていることを考えると、そろそろ何らかの動きに期待したいところですね。

また、51009Fと思われる転属車両の輸送も遠くないうちに行われるかと思いますので、こちらも動向が気になるところです。

関連記事はこちら

コメント

  1. ktamno15 より:

    東急田園都市線向け急行等(使用しないまま終わっていますが)の撤去 

    → 「急行灯」の変換間違いではありませんか…?

    • ときぱて より:

      ktamno15様

      閲覧・コメントありがとうございます。

      ご指摘ありがとうございます。
      変換間違いですので訂正させていただきました。

      今後とも当サイトのご愛顧のほどよろしくお願いいたします。