ここ数年、阪急電鉄はキャラクターとのコラボレーション企画を行っています。今年はサンエックスのキャラクター「すみっコぐらし」とコラボすることになりました。
「すみっコぐらし号」をはじめとする様々な企画を紹介します。
阪急電鉄と「すみっコぐらし」とのコラボ企画
阪急電鉄は2020年9月1日からサンエックスのキャラクター「すみっコぐらし」とのコラボレーション企画を行っています。
様々な企画がありますが、目玉となるのが2021年3月31日まで運行されるラッピング電車「すみっコぐらし号」です。これは神戸本線、宝塚本線、京都本線を走る1000系・1300系の各1編成(神戸本線1016F・宝塚本線1003F・京都本線1306F)がラッピング電車になります。両先頭車は各路線の観光名所と「すみっコぐらし」のキャラクターが描かれ、中間車は共通デザインとなっています。
また外装だけでなく、車内でも「すみっコぐらし」のキャラクターに出会えます。
この「すみっコぐらし号」のほか、甲陽線・今津南線・箕面線・嵐山線の一部編成にオリジナルヘッドマークが掲出されます。
コレクターの方は阪急電鉄と「すみっコぐらし」との限定コラボグッズに注目したいところ。アクセサリーキーホルダーからぬいぐるみまで阪急電車と「すみっコぐらし」のキャラクターが一体となったグッズが発売されます。発売開始日は2020年10月7日から。阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」やアズナスなどの店舗で購入できます。
他にはスタンプラリーや阪急沿線にあるレストランでのオリジナルFOODS販売も行われます。興味がある方は参加されてみてはいかがでしょうか。詳細は阪急電鉄ホームページにある「すみっコぐらし」とのコラボ企画ページをご覧ください。
注目度抜群!「すみっコぐらし号」
ここでは神戸本線で運行されている「すみっコぐらし号」1000系1016Fを紹介します。大阪梅田方の前面にはくり型のヘッドマークが掲出されています。ヘッドマークになったキャラクターは「くり駅長」といい、何でも阪急電鉄を極めたとか。とにもかくにも、阪急電鉄のヘッドマークは丸型が多いので、くり型はとても珍しいです。
新開地方には丸型のヘッドマークが掲出されています。
両先頭車には各路線の観光名所と「すみっコぐらし」のキャラクターとのコラボが見られます。こちらは神戸市を代表する動物園、王子動物園を紹介したもの。氷の上に涼んでいる様子が描かれています。
南京町ではキャラクターが小籠包をおいしそうに食べています。南京町へは神戸三宮駅から徒歩10分ほどです。
神戸のランドマークといえるポートタワーや神戸海洋博物館との組み合わせも見られますよ。
中間車はドアの周辺にキャラクターが貼られ、各線共通のデザインとなっています。
車内では吊り広告で「すみっコぐらし」のオリジナルストーリーが楽しめます。キャラクターが阪急電鉄で働いている様子が描かれています。
広告枠にものキャラクターが。外装だけでなく、車内でも「すみっコぐらし」の世界が楽しめます。
「すみっコぐらし号」は限定運用ではありません。「すみっコぐらし号」の運行に関して阪急電鉄への問い合わせは控えるようにとのことです。
支線でも楽しめる「すみっコぐらし」とのコラボ
「すみっコぐらし号」は基本的に本線で活躍します。ですが、支線でも「すみっコぐらし」のコラボが楽しめます。甲陽線、今津南線、箕面線、嵐山線を走る各線1編成にオリジナルヘッドマークが掲出されています。なおヘッドマークは各線(甲陽線・今津南線、箕面線、嵐山線)オリジナルデザインと共通デザインの2種類となっています。
甲陽線・今津南線のオリジナルヘッドマークは神戸線管区らしく水色が下地となっています。
こちらは各線共通のヘッドマークです。「くり駅長」をメインに丸型のヘッドマークとなっています。
「すみっコぐらし号」は1000系・1300系ですが、支線区では6000系6022F(甲陽線・今津南線)、5100系5132F(箕面線)、6300系6351F(嵐山線)と「すみっコぐらし」とのコラボが見られます。
ところで、嵐山駅は駅のいたるところで「すみっコぐらし」のキャラクターに会えます。箕面駅と甲陽園駅ではフォトパネルが設置されているので、こちらもお見逃しなく。
「すみっコぐらし」とのコラボ企画を通じて、いつもとは一味違う阪急電車をお楽しみください。
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