【相鉄】2019年10月で7000系が引退へ・相鉄の一大勢力見納めに

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JR線直通・悲願の都心乗り入れを11月に控える相模鉄道。

明るいニュースが続いていましたが、相鉄の一大勢力・相鉄の顔となっていて、その去就が注目されていた7000系がついに引退します。

7000系の過去と現在、そして残される新7000系の今後をおさらいします。

相鉄7000系の登場から現在

相鉄では、高度経済成長期に急増する需要に応えるべく、旧来のの通勤車2000系・5000系の車体を軽量なアルミ製のボディに更新することで、走行機器をそのままに20m・4ドアへの大型化を成功させています。

この軽量なアルミボディ設計をベースとして80両と一大勢力を築いたのが7000系です。

自慢のアルミボディで車体を大幅に軽量化に成功したほか、新製当時から冷房を装備していたことなどもあり、1975年(昭和50年)から10年間量産が続き、相鉄の輸送力・品質向上に大きく貢献貢献しました。

編成組み換えの柔軟さから各停から急行まで、そして最近では新設された特急まで幅広く活用されており、その長い歴史のなかで編成組み換えが頻繁に行われているのもこの7000系の魅力の1つでした。

7000系の設計を少しずつ改良していった新7000系では、製造の過程で前面形状変更・編成構成変更・床下機器構成刷新と編成単位で形態が変化。

そして8000系・9000系といった次の世代の量産にも貢献しました。

相鉄では近年、テレビ等の撮影ロケを積極的に受け入れていることもあり、映像作品に映り込んでいることもありましたね。

現在は2世代前の標準車両となってしまった7000系は徐々に置き換えが進められており、特にCI設定による青+黄の新塗装化の対象外となったことで、現在では赤系の塗装を維持する最後の形式にもなっています。

2019年のゴールデンウィークに久々に10両編成にて特別運行されて以降は、7710×8の1編成が最後の活躍を続けており、去就が注目されています。

本日10月14日には撮影会が行われ、次の時代を担う12000系との並び・そしてラストランヘッドマークを装備しています。

廃車後の処遇については明かされていないものの、旧来の車両を一部保管してきた相模鉄道。

相鉄の車両の中でも特に人気の高かった形式ですので、何らかの形で後世に残されることを期待したいところですね。

相鉄7000系のそっくりさんも

相鉄の車両改造技術の高さの象徴して名高い形式として、先述の2000系・5000系の存在が有名です。

17m3扉のアルミボディだったものを20m4ドアの大型車体に載せ替えたこの形式ですが、車体の軽量化によって走行機器をそのまま=性能もそのままに大型化するという難工事を達成しています。

そして、5000系を改造した5100系については、後年になって走行機器をVVVFインバータ制御に載せ替えるという改造を実施しており、新製当時の部品がほとんどないという珍しいものとなったのちに引退しています。

彼らの成功があって7000系の製造が進んでいますが、車体もライト配置などの形状に違いがありました。

相鉄の看板車両として活躍した7000系。80両と聞くと意外と両数が少なく感じるかもしれませんが、車体だけそっくりな彼らも含めて「相鉄の顔」となっていたからかもしれませんね。

7000系の改造車「モヤ700」

7000系のMc-Mユニットで、8+2両構成とするために1983年以降に製造された朝ラッシュ増結用の車両に運転台増設等を実施することで、事業用車に改造されたモヤ700系も登場しています。

後年に架線検測機器も搭載され、現在では新車輸送の牽引と検測列車で時折その姿を見かけることができます。

7000系の引退後も当面活躍すると見られており、最近では羽沢横浜国大駅への入線も実施されており、今後もしばらく活用されるものと思われます(12000系・E233系以外でも10000系の入線実績があるほか、後述のように羽沢新駅へは在来車の入線も想定しているようです)。

新7000系には「羽沢横浜国大」幕も

様々な改良が加えられて設計されたため、編成ごとの個体差が楽しい新7000系ですが、こちらは既に新種別「通勤特急」「通勤急行」そして「羽沢横浜国大」を装備した新しい方向幕の準備が目撃されています。

新7000系は新CI制定時の相鉄ブルー・相鉄オレンジに塗装変更して活躍しており、登場時の主張が激しいデザインは既に見ることは出来ません。

塗色変更・方向幕交換と当面の活躍を約束されている一方で、こちらについてもYNB(ヨコハマネイビーブルー)化の対象から漏れていますので、20000系の増備進展で置き換えられることがほぼ確実な情勢となっていますので早めの記録をしておきたいところです。

動画資料集

YouTubeチャンネル【鉄道ファンの待合室資料館】にてこの列車の動画を公開しています。チャンネル登録・通知ON・コメント・評価もお願いします。

【遂に引退】相鉄7000系・最後の勇姿〜工事が進む西谷駅を行く

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コメント

  1. 名無し より:

    羽沢横浜国大へはモヤ700より前に10000系が入線済ですね
    相鉄新横浜線の試運転開始からわりと早い段階でTwitterにおいて目撃情報及び画像が上がっています