【京成】新型3100形 10/26運用開始!3050形もオレンジに でも短命?

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京成電鉄の久々の新形式・3100形の報道公開により、デビュー日が10/26のダイヤ改正と発表されています。

その一方で、各報道で既存の“3050形”(3000形7次車)の動向について報じられていますが、少し予想を上回る展開となりそうです。

メディアによって少し異なる報道内容を整理しつつ、今後の展開を考えます。

少し意外な発表内容

まず、最近試運転が進められて注目されている新型3100形ですが、営業運転開始がダイヤ改正と同日の10月26日と明らかになりました。

現在試運転が進められている3100形ですが、先日遂に乗り入れ先である都営浅草線・京急線への入線も実現しており、これ以降の営業運転開始までの間は各種訓練が行われる見通しです。

一方で、10月26日のダイヤ改正では、アクセス特急については夕方の発着駅変更程度に留まっていること、3100形ではアクセス特急のカラーリングであるオレンジが新たな車体色として採用されていることもあり、空のイメージから水色で登場した3050形 (通称・正式名は3000形7次車) の動向が注目されていました。

今回の発表内容を整理すると、本年度は6編成ある3050形のうち2編成が本線に転用される一方で、引き続きアクセス特急運用に充てられる4編成については3100形同様のオレンジ系統のカラーリングに改めるとしています。

本線用になる編成が既存の3000形と何らかの差異が残るかは現時点では不明ですが、おそらく一般車と同一のものとなってしまいそうですね。

いずれにせよ、爽やかな印象のスカイブルーの3050形が見納めになるのは残念なところです。

オレンジ色の3050形が見られる期間もわずか!?

3100形で新たな車体色を採用した経緯が誤乗防止のためとされていますので、この動き自体は当然と言えば当然の流れですね。

一方で、やはり新形式は引き続き成田スカイアクセス線用に製造するようで、3100形は今年度の2編成のほかに来年度以降5編成製造するとしています。

一部報道では全部で5編成とも記されていますが、専用車両としての使い分けが色濃くなるのに減車は考えにくいので、発表の言い回しが悪かったものとみられます。

そして、来年度以降製造される数は5編成ですので、3151-から3157-の7編成が出揃うのには京成電鉄の過去の新造ペースを考えると再来年度には出揃いそうです。

そもそも増車される数まで遠回しに発言している以上、発注は既にされていそうです。

この推測が正しければ、3050形のオレンジ色自体も僅か2~3年で見納めになる可能性が高くなってきますね。

既存カラーの三崎口乗り入れを含めた記録はもちろんのことですが、オレンジ色になって以降も日ごろから記録しておきたい被写体となりそうです。

発表がギリギリだったのは試運転の進捗が背景か?

当サイト過去記事でもお伝えしているように、3152-編成が先に登場しているだけではなく、普段は商業誌掲載がされる日本車輛製造からの甲種輸送が出てこなかったこと、営業運転開始直前にやっと他社局での試運転を行い始めたことを踏まえると、日本車輛製造での何らかの作業遅延か、投入日をダイヤ改正に間に合わせる為に前倒しした可能性が見え隠れしています。

おそらく事前に発注済だったダイヤ改正ポスターに3100形をプリントしつつ、営業運転開始が僅か2週間前にやっと公式発表されていること、試運転の進捗状況などを総合して考えると、やはり何とかして営業運転開始をダイヤ改正に間に合わせたという印象が拭えません

新形式の試運転状況としては、同業他社と比較するとかなり少ない部類ですね。

趣味サイトが憂慮することでもないですが、営業運転開始後に初期トラブルが多発しないことを祈るばかりです。

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