
先日、田端運転所のEF65形1103号機が秋田総合車両センターへ入場して話題を集めました。
その一方で、組合資料を読む限り、長年の計画にあった工事用臨時列車(レール輸送)の気動車化が進められる計画です。
2020年度に大きな転換期を迎えるJR東日本の機関車牽引列車事情を考えます。
100両近い貨車が廃車か
現在、JR東日本管内では多くのレール輸送用貨車が活躍しています。
ロングレール輸送用編成が新小岩ベースで3編成・仙台の岩切ベースで1編成が活躍するほか、関東・東北各地に向けて25mの定尺レールが発送されてきました。
先日発表された郡山総合車両センターの廃車計画では、100両近いレール輸送用貨車の解体が計画されていることが明らかになっています。
今回の郡山総合車両センターの廃車両数は、関東一円で活躍する新小岩ベース車両数に近い廃車計画ですので、2020年度内に大きな輸送体系の変化が生じるとみて間違いないでしょう。
なお、他の組合資料を総合すると、代替は東北地区から行われる模様です。
そもそも関東地区の貨車の解体は、従来も長野総合車両センターへの輸送が一般的ですので、今回の対象な東北地区のほとんどの車両と考えることが出来そうです(サムネイル写真:尾久常駐バラスト輸送貨車廃車配給の例など)。
関東ではもうしばらくの活躍が期待できる一方で、JR貨物全車が引退して久しいED75形の活躍が見られるのもあと少しとなりそうです。
試運転が芳しくないという噂が絶えなかったキヤE195形ですが、ついに量産車が登場することになるでしょう。
EF65形に定期検査施工
2020年度には大規模な機関車牽引列車代替が進められることが推測されますが、一方で在来の貴重なEF65形などに定期検査施工も続いています。
JR東日本では、電気機関車として直流勾配線区用のEF64形・平坦線区用のEF65形・交直流用のEF81形・交流用のED75形が活躍しています。
このほか、非電化線区を中心に多くのDE10,DE11形が残存しているほか、少数ながらDD51形とDD16形も残存しています。
マイナー車種の整理が続けられており、EF60 19号機やDD51形で昨年廃車が発生しています。
一方で、工事用臨時列車自体の置き換えまでもう少し時間がかかるのか、昨年より田端運転所所属のEF65形・仙台総合鉄道部所属のED75形に定期検査が施工されて話題を集めています。
これらの今後の動向は定かではありませんが、2020年度以降に定期検査時期を迎える機関車については、今後のキヤE195形の導入状況次第で淘汰が進められるのかもしれません。
いずれにせよ、JR東日本から機関車牽引列車が激減するのは時間の問題です。
今年はJR東日本管内の撮り鉄さんにとっては大きな転換期となりそうですので、残されたチャンスを大事にしたいですね。
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